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645件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-06-06 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号

五ページ目なんですけれども、一九六一年に農業基本法をつくった小倉武一という我が農林水産省では有名な元事務次官がいます。彼は、実は第二次農地改革担当課長だったわけです。  その目からすると、戦前日本農業とか農政というのは、農村困窮とか、さもなければ食糧不足に苦悩してきたんだ。だけれども、今はもう農村も豊かになった。だけれども、日本農村は豊かさの代償として農業の強さを失ったんだ。

山下一仁

2017-05-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号

柳田国男石黒忠篤、それから戦後農地改革をやった和田博雄、それから小倉武一、東畑精一、その間に河上肇という人も実は農政学というのを書いています。そのみんなに共通して言ったことは、農産物の価格を上げて農業を保護するというのは、これは絶対やってはいけない政策だと。  つまり、貧しい消費者がいたわけです。農家も貧しかったわけです。

山下一仁

2014-04-09 第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号

ただし、減反政策、それから高米価政策、それから農地政策、そうしたものに対して、私が農林水産省にいたときに、既に二〇〇〇年の十二月に、小倉武一という農林水産省の大先輩理事長をやっていた食料農業政策研究センターというところから私の最初の「WTOと農政改革」という本を出させていただきました。それによって、農林省の中では私の主張を粘り強く展開したわけでございます。  

山下一仁

2014-02-25 第186回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

最後に農政思想が本当に具体化したのが、一九六一年に、シュンペーターのお弟子さんの東畑精一という東大の教授と、我が先輩小倉武一、政府税調会長を十六年もやった、この人たちが、二人がつくった農業基本法だったということでございます。  ただ、農業基本法の考え方、構造改革をやって、規模を拡大して、農家の所得を上げるんだということは、農家の戸数を減らすということなんですね。

山下一仁

2013-03-19 第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号

農業基本法の生みの親である小倉武一さんという、当時の農林省事務次官が、一九九二年にまた農業基本法について言っています。   戦前から日本農業農政農村困窮か、さもなければ食糧不足に苦悩してきた。その最もラジカルな打開策が戦後の農地改革であった。農地改革に関与した一人として現在を見つめれば、農村生活、食生活の改善には今昔の感がある。だが、この経済的繁栄はどこか虚弱である。

村岡敏英

2009-04-23 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号

その昔は非常に、小倉武一さんだとか東畑精一さんだとか中山伊知郎さんだとか、そういう古い時代が懐かしいわけでありますが、最近は余り政府税制調査会与党税調の決定におもんぱかったようなことしか出ていないということもございますので、できれば、例えばアメリカだったり、カナダですとカーター委員会とか、あるいはミード報告とか、そういう一人の税の専門家に委嘱をしながら、日本の将来の税制はどうあるべきかというような

峰崎直樹

2005-04-14 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号

戦後の農政をリードされた方に東畑精一さんという方がおられます、東京大学の農業経済学先生でしたけれども、この方とか、農林水産省先輩ですけれども小倉武一さん、農業基本法のころ、いろいろ仕事をされた方ですけれども、見込みが狂ったと両方ともおっしゃっています。それは、地価がこんなに上がるとは思わなかった、規模拡大がこんなに進まないとは思わなかったと。

篠原孝

1999-06-08 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第20号

ある雑誌で、農業基本法をつくった当時の事務次官小倉武一氏と東京農工大学学長梶井功氏が対談しております。この対談を見ますと、こう言っております。一九八一年に、今の農政基本法を全く無視してやっている、これだけ空洞化させてしまっていると。今度は一九九一年になるわけですが、こんな農政をやるなら基本法を廃止してしまえと。これは割愛して読んだんですけれども、こういうことを言っております。

須藤美也子

1998-03-18 第142回国会 衆議院 商工委員会 第5号

吉井委員 そこで、アジ研所長会長を務められた元政府税調会長もなさった小倉武一氏は、雑誌世界」で、「アジ研発展途上国経済社会に関する基礎的研究を行う機関であり、他方ジェトロ貿易投資振興を行う機関である。二つ機関性格相当に異なる」、この「組織機能役割を無視した「行革」は、日本の将来にとって重要な機能弱体化を招くだけであろう。」という批判をしておられます。  

吉井英勝

1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号

やはりそれぞれの国が大事にしているものをどこかで忘れて、ただ何かそういうふうにおいしく食べられるようなふうにすればいいというような、安易な加工をしていればいいというようなことがあると、ここに言うように、小倉武一先生がおっしゃるように、大事なものを忘れて一般通商品目と同じように考えて、そうして結局滅びていくんじゃないかなという警告をしっかりと受けとめなければならないと私はしみじみと思っておるわけでございます

松下忠洋

1994-11-30 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第9号

これは、農林省の大先輩でございますけれども、「コメと日本人 どう生きる農業時代」という新聞記事でございますけれども、この中で、小倉武一先輩、現在食料農業政策研究センター会長でございますけれども、このように話をしておられます。ウルグアイ・ラウンドの合意をどう評価しますか。先生はこう言っておられます。

松下忠洋

1993-06-01 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第12号

この本の中にいわゆる農基法をつくったときの農水省の事務次官でありました小倉武一さんが「農業基本法制定三〇年に想う」という文章を載せているんです。これを見て私は驚いたんですが、農業基本法はもう挫折したということをおっしゃっているんです。   初めの挫折はどういうところにあったかというと、基本法施行と同時ぐらいに、たまたまと言ったら悪いかもしれないが、河野一郎さんが農林大臣になった。

星川保松

1993-04-21 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号

小倉武一さんが、この人は農業基本法をつくった人だ。農林省の諸君の大先輩だ。彼の随筆などを読むと、農林省記念集会とか記念誌とか十年目とか二十年目とか三十年目とかやるが、農業基本法だけは一つもお祝いもしてくれぬが、葬式も出してくれぬ、こう言っておる。農業基本法に対する評価はあなたのところの部内だってさまざまなのじゃないか。

田中恒利

1991-02-21 第120回国会 参議院 農林水産委員会 第2号

ただ、この点につきまして私も当時の記録あるいはその後の経過等を見ておりまして、例えばこれをつくられた当事者かと存じますが、小倉武一さんたちの御意見でございますれば、この基本法農政というのは価格政策に偏重して構造政策がいわば軽視された、こういったような御指摘もあるようでございます。

鎌田要人